Category: わからない日々


何を言っているのかわからない2

9月 5th, 2009 — 1:04am

 → 何を言っているのかわからない1

もう本当に滑舌が悪い。
声が低くこもっているらしい。
なので、相手の耳に届く頃は
ただの地響きとしか認識されないらしいのだ。

例えば山に行ったとき、
登山者とすれ違うと大抵こんにちはーと、挨拶が交わされる。
それはお互い安全で良い登山をという願いをも込めた、
とても気持ちのよいものだ。
しかし滑舌が悪い者が言うと状況は一変する。

「こんにちはー」
と、私が言うと、相手は一瞬考え込む。
なんか言ったっぽいけど、ただの地響きか、
うめきのような独り言だったのかもしれないな、、、
でも状況から察するに、人の挨拶のようにも聞こえたので、
「、、、え、、あ!こんにちはー」
と、何とも妙なタイミングの挨拶が展開されるたび、
申し訳ない気持ちになる。

このままでは多くの登山者たちに迷惑がかかってしまう。
ハッキリとした発音を心がけ始めたが、
そうすると逆に音量が小さくなる。
「隣の公園のセミが鳴くと、
 あなた何言っているのか全然分からないわよ」
と嫁にも言われる始末。
セミにも負けるのか、、、

そんな嫁は今、韓流ドラマにハマっている。
ツタヤに行ったとき電話があり、
「がんばれ クムスン」のDVD最終巻を絶対に借りて来て、との事。
棚にはなかったので、店員に、
「がんばれ クムスン はもう返って来てますか?」
「、、、え!
 がんばれ くまさん?」
もういいです、、、

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深夜の山で不可解な出来事

8月 3rd, 2009 — 3:00pm

山の奥地で一晩、寝た事があるだろうか?
深夜3時、ふいにあなたはトイレがしたくなる。
まぶたを開けても閉じても同じ暗闇の世界だ。
立ち上がろうとした時に落とす、小石の音にびっくりするだろう。
それくらい静寂で静謐な無音の森。
やがて目が慣れてぼんやり見えるのは、
圧迫感のある山の稜線と、無数の星屑たち。
自分一人だけの素敵な時間だ。
しかし、そんな時が一番危ないのかもしれない。
山は常に代償を求める。

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八ヶ岳へ一緒に登った友人と話したら、
お互い記憶が食い違っている、ある場面があった。
それは深夜3時の山中での出来事だ。

私は尿意を感じテントを出た。
周りには私たち2人しか居ない寂しい場所だ。
トイレをすませてテントに入ると、
薄いシートごしに、友人のテントに白い光が灯ったのが見えた。
彼がヘッドライトをつけたのか、起こしてしまったらしい。
悪いね、と思いながらまたすぐに眠りについた、、、

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後日。友人から、
「あの日なんか深夜、起きたよね?」
「そうそう、トイレをしてたんだよ。」
「その後、俺のテントに来たでしょ?あれって何だったの?」
「え?行ってないよ。」
「ん??だって俺のフライシート(テントに被せるシート)のジッパーを
 開けたじゃん。入り口で座って待ってたみたいだけど、、、」
「いやいや、すぐに自分のテントに入ったから行ってないって。
 そういえばその時、ヘッドライトつけて起きたじゃん。」
「いや、一回もヘッドライトなんてつけてないよ。」
「ええ?テント越しにヘッドライトの白い光が見えたよ!」
「俺のヘッドライトは豆球だよ!光は黄色だって!」

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思い返せば、その次の日は奇妙な一日だった。
阿弥陀岳で私はハイになってしまい、どんどん登っていると、
「田中!! 田中!!!」
と友人の叫び声が聞こえた。
ハッとして、急いで友人の所へ下りると、
その辺りだけ何故か霧が濃く、動けずにいたのだ。

その後なんとか頂上に行き、急なガレ場を下りて行くと、
足元が不安定な道になった。
後から来る友人の落石が体をかすめた。
こんな道は知らない。
どうやら道を間違えたらしい。
再度、登ろうにも地盤が緩すぎて登れない。
困った。
しかし幸いな事に7m横に登山者の姿が見えたので、
そちらへ斜面を横断して戻り助かった。
道をたった7mずれるだけで地獄が待っていたのだ。

山は危険と言いつつも、今まで一度も危険な事なんてなかった。
僕たちはこの日の事を教訓にしつつも、
どうしてもあのテントの夜に結びつけてしまう。
やはりあの時、地獄から迎えに来られたのだろうか?

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登山の魅力がわからない

7月 27th, 2009 — 9:53pm

登山なんて何が楽しいのか、分からなかった。

小さい頃、母に連れられて大山へ登ったが、
頂上に行けば遊園地でもあるのかと思いきや、
ただ眺めが良いだけで、登山に拍子抜けした。

富士山へは3回登ったが、あれは修行に過ぎなかった。

一体、何が楽しいのだろうか?
秘められた登山の魅力を探るため、
仙丈ヶ岳、塔ノ岳、檜洞丸、瑞牆山、八ヶ岳と登ってきたが、
未だよく分からない。
なので、来月は北アルプスの槍ヶ岳に登る予定だ。

楽しみである。

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