4月 11th, 2010 — 10:23pm

ちょっとした間違いを話の腰を折ってまで、
否定する友人が、かつて何人かいました。
例えば学校の帰りに、
「マックでチキンナゲット食べようぜ!たしか250円だしさ」
「いや違うよ。チキンナゲットは260円だろ。だって俺この前見たもん。
そのとき260円って書いてあった。だから、250円じゃない。260円。」
なんだかもう、行く気を無くすほどの否定でした。
はたまた新人サラリーマンの頃、同僚とランチへ行くとき、
「飯行こうぜ!おとといくらいに食べた蕎麦屋に行かない?」
「いや、おととい食べたのは中華だろう?蕎麦は食べてないよ。
ニラレバ食べながらjavaについて話したやん。だから中華だよ。おとといは。」
なんだかもう、食欲を無くすほどの否定でした。
私はどんなに確信があっても、
否定することでその人の気を悪くしてしまうので、
このようなどうでもよい間違いならば、否定しないでおこうと生きてまいりました。
しかし、昨日ついにその掟を破る場面が来てしまったのです。
それは大学からの親友と山へ登った帰りでした。
彼は登山地図で有名な「山と高原地図
」を手に持って言いました。
「このシリーズ全部集めたいな!」
「いいね!全部でいくらかかるんだろうね?」
「えっと、全部で59種類、一冊945円だから、、、
全部で約4万5千円だね!」
、、、なんということでしょう。
恐らく、50×900と計算したに違いないのです。
945円を900円にするのはまだ良いとして、
59を50としてしまうのは切り捨て過ぎだろう。
ここは60×900で約5万4千円前後と計算するべきではないか。
「4万5千円か~それだけあったら良い登山靴買えるね!」
そんな時に限って友人の目は澄んだ瞳になってます。
もちろん一点の曇りもございません。
約5万4千円くらいだと言いたくとも、それは困難です。
澄み切った蒼い湖にゴミを投げることができないように。
「まあ毎年1万円分買えば、4年と半年でそろうしね!」
いや5年と半年なのですよ。もう1年多くかかるよと言ってしまったら、
せっかく集める気になっている友人の気持ちを
折りかねない事態に発展してしまいます。
言うべきかどうか悩んでいるうちに、別の会話になってしまい、
いまさら、
「さっきの登山地図、全部集めたらたぶん約5万4千円じゃないかな、、、」
なんていうのは、ひどくつまらない人間のような気がして、
私の心は、もやもやのもんもんのまま帰路に着いたのです。
やはり4万5千円ではないよ、と
言った方がよかったのでしょうか?
地図を集める事を幸せそうに想像している友人に、
計算が間違っているなんて言えないじゃないですか。
あなたでしたら、その時---
それでも否定しますか?
2 comments » | 手紙
8月 1st, 2009 — 11:16pm
小学生からの友人と深夜カフェ。
彼とはいつもくだらない話で終始するが、
それはそれで私にとって貴重な時間だ。
ニコン一眼レフを購入した彼。
同じニコンユーザーとして嬉しく、
ちょうど開かれる花火大会へ、一緒に撮影しに行こうと誘ったが、
「俺は花火大会は大嫌いなんだ!
行きたくも見たくもないし、
あんなものを観て喜ぶ奴らの気が知れない。
飛び散った火の粉でみんな死ねば良いのに!」
と、烈火の如く断られてしまった。
残念。
普通はこんな言われたらケンカにでもなりそうなのだが、
無駄に長い付き合いだけ合って、
なんか怒ってますなぁ、と冷静に傍観できてしまうのだ。
「もしバレンタインで嫌な事があったら、バレンタインが嫌いになるだろ!
それと同じ事だよ。」
なるほど、地雷を踏んでしまったらしい。

イギリスに留学していた時も、突然怒り出す外人が結構いた。
日本人にとっては怒る事でもないのに、
彼らにとっては地雷だった、などなど非常に多様で予測不可能。
私はイギリスで黒人に襲われた事を
ちゃかして言われると無性にハラが立つ。
人はみな、地雷を抱えて生きている。
誰だって嫌な思い出はあるもんだ。
地雷を踏んだらサヨウナラ、ではなく
笑い話にできるまで昇華したいものだ。

ちなみに戦争カメラマン、一ノ瀬 泰造の
弾丸が貫通したニコンFを見て、単純ですがニコンユーザーになりました。
Comment » | 友人とのカフェで会話
6月 11th, 2009 — 4:55pm
小学生からの友人と深夜カフェ。
彼とはいつもくだらない話で終始するが、
それはそれで私にとって貴重な時間だ。
昨夜の話題は、彼の今後の再就職の進路だった。
四カ国語も話せ、知識も豊富なのに、
なぜか自分に合った仕事を見つけられない。
控えめな性格が良くも悪くも影響しているのだろうか。
昨日も
「税理士か司法書士を目指そうと思っているのだけど。」
「おお、いいじゃん。目指せ目指せ!」
なんだかんだ話しているうちに、
「税理士はちょっとむずそうなので、
司法書士か行政書士を目指そうと思っているのだけど。」
「おお、いいじゃん。目指せ目指せ。」
さらに司法書士は独立しないとやってけないとのことで、
「行政書士を目指そうと思っているのだけど。」
「おお、いいじゃん。目指せ目指せ、、、」
わずか短期間でここまで目標を控えめにする奴も珍しい。
良い奴なのだが。
目標は大きく設定し、そしてそれを一日で終わる作業量に
小さく分解する。
毎日、小さな目標を達成することで大きな目標に一歩ずつ近づく。
私はこの方法を使い、今まで生きてきた。
今後もこの方針で行くつもりだ。
もし、この方法の一番の大事なポイントに
早々に気づかれたならば大変素晴らしいことだ。
それは、、、

「一日で終わる作業量に、いかに的確に分解できるか。」
Comment » | 友人とのカフェで会話, 思考してみた